Cursor料金プラン完全ガイド【2026年版】Pro/無料の違いと最適プランの選び方

AIコードエディタとして急速に普及しているCursor。「無料で使えるの?」「Proにすると何が変わるの?」「GitHub Copilotより高い?」——これらの疑問を持つ方のために、2026年3月時点の最新料金情報を元に全プランを徹底解説します。


Cursor料金プラン一覧(2026年3月最新)

まず全プランを一覧で確認しましょう。

プラン月額料金年払いコード補完モデルクレジット対象
Hobby(無料)$02,000回/月50スロー有料モデルリクエスト試用・ライトユーザー
Pro$20$16/月(20%割引)無制限Tab補完$20相当/月個人開発者・フリーランス
Pro+$60$48/月(20%割引)無制限Tab補完$60相当/月(3倍)ヘビーユーザー
Ultra$200$160/月(20%割引)無制限Tab補完Proの20倍の使用量超ヘビーユーザー
Business$40/ユーザー$32/ユーザー無制限Tab補完$20相当/月チーム・企業

年払いの節約額: Proなら年間$48節約($192 vs $240)。長期利用が確定しているなら年払いがお得です。


各プランの詳細解説

Hobby(無料プラン)

Cursorを始めて試す方に最適なプランです。

含まれるもの:

  • コード補完: 2,000回/月
  • 有料モデルへのアクセス: 50スロー有料モデルリクエスト/月(応答速度は遅め)
  • 基本的なChat・Compose機能

向いている人:

  • Cursorが自分のワークフローに合うか試したい
  • 月に数回しかコーディングしない
  • 学生・学習目的

注意点: 無料枠を使い切ると有料モデルへのアクセスが停止します。GPT-4oやClaude Sonnetをフルスピードで使いたい場合はProへのアップグレードが必要です。


Pro($20/月)

個人開発者・フリーランスに最もおすすめのプランです。

含まれるもの:

  • Tab補完: 無制限
  • フロンティアモデルクレジット: 毎月$20分
  • 年払い20%割引で$16/月相当

クレジットの使われ方(重要):
2025年6月の改定で、Cursorはリクエスト数ベースからトークン使用量ベースの課金に変更されました。$20クレジットでどの程度使えるかはモデルによって異なります。

公式ドキュメントによると、中央値的なトークン使用量を前提とした場合の目安はおよそClaude Sonnet 4で約225リクエスト、Geminiで約550リクエスト、GPT-4.1で約650リクエスト程度です。実際のレートはモデルや会話の長さによって変動するため、最新情報はCursor公式の Models & Pricing ページでご確認ください。

クレジット超過後の挙動:

  • 月$20分を使い切っても利用可能
  • 超過分は従量課金として追加請求される
  • ダッシュボードで使用量をリアルタイム確認可能

Pro+($60/月)

Proの3倍のクレジットを利用できるプランです。

含まれるもの:

  • Tab補完: 無制限
  • モデルクレジット: $60相当/月(Claude・GPT-4o・Geminiの全モデル対応)
  • 年払い20%割引

向いている人:

  • 1日8時間以上Cursorを使うエンジニア
  • 大規模なリファクタリングや新規プロジェクト立ち上げを頻繁に行う
  • ProでクレジットがしばしばOvertになる人

Ultra($200/月)

Proの20倍の使用量を必要とするパワーユーザー向けです。2025年6月のアップデートでUltraはProの20倍の使用量(クレジットプール)を提供するプランとして再定義されました。全OpenAI・Claude・Geminiモデルに対応し、新機能への優先アクセスも含まれます。※具体的なクレジット上限値は改定されることがあるため、最新情報はCursor公式サイトでご確認ください。

月$200は決して安くありませんが、AI駆動の開発で時間単価を最大化したいプロの開発者や、AIエージェントを常時稼働させているケースに対応しています。


Business($40/ユーザー/月)

チームや企業向けのプランです。

含まれるもの:

  • Pro相当のモデルクレジット($20相当/月)
  • AI監査ログ(コンプライアンス対応)
  • 管理コンソール(ユーザー管理・利用状況把握)
  • SSO対応
  • 年払い20%割引で$32/ユーザー相当

注意点: 個人としてのモデルクレジットはProと同等です。チーム利用の管理機能にプレミアムを払う形になります。


学生は1年間無料

Cursorは学生向けに1年間Proプランを無料で提供しています(2025年5月7日開始)。

条件:

  • 学位または修了証を授与する認定教育機関に在籍中であること
  • .eduメールアドレス、または在籍証明書(入学許可証・現在の履修登録表など)による認証
  • 対象国に居住していること(日本を含む多数の国が対象。最新の対象国リストはCursor学生ページでご確認ください)
  • クレジットカードの登録が必要(12か月間は課金なし。期間終了後は$20/月で自動更新)

プログラミングを学んでいる学生にとって、Proの無制限Tab補完と有料モデルアクセスを無料で使えるのは大きなメリットです。


クレジット制の仕組みを分かりやすく解説

2025年6月の改定で多くのユーザーが戸惑ったのがクレジット制への移行です。

旧制度(改定前)

  • 月◯◯リクエストまで無料
  • わかりやすいが、長い会話1回で何リクエスト分消費するか不透明

新制度(改定後)

  • トークン使用量に基づく課金
  • 入力(コンテキスト)+出力(生成テキスト)の合計トークン数でクレジットを消費
  • モデルによって単価が異なる(高性能モデル = 高消費)

実際の使用感の目安

用途 クレジット消費の傾向
短いコード補完・説明 小(1回あたり数セント未満)
中規模ファイルのリファクタリング
大きなコンテキストでの設計相談 大(数十〜数百円相当/回)
Agentモードで複数ファイル編集 特大

対策: Cursorのダッシュボードで日次・月次の使用量を確認する習慣をつけると、プラン選択のミスマッチを防げます。


「自分に合うプランは?」意思決定フロー

以下のフローに従って最適なプランを判断しましょう。

まず質問: Cursorを使ったことがない、または月に数時間しか使わない?
  → YES: Hobby(無料)からスタート
  → NO: 次へ

質問: チームや会社での利用?管理機能・監査ログが必要?
  → YES: Business($40/ユーザー/月)
  → NO: 次へ

質問: 1日2〜8時間程度の個人開発?
  → YES: Pro($20/月)が最適。無制限Tab補完で生産性が大幅向上
  → NO: 次へ

質問: ProでクレジットがOverになる、またはAIエージェントを常時稼働させている?
  → YES: Pro+($60/月)またはUltra($200/月)
  → NO: Pro($20/月)を試してから判断

判断のポイント:

  • まずHobbyで1〜2週間試す
  • Tab補完の制限(2,000回/月)に引っかかったり、有料モデルが遅いと感じたらProへ
  • Proで月末にクレジット不足になったらPro+へ

競合ツールとの料金比較

Cursorだけでなく、主要なAIコーディングツールと比較しましょう。

ツール無料プラン個人有料チーム向けEnterprise特徴
Cursorあり(制限付き)$20〜$200/月$40/user統合AIエディタ、エージェント機能強
GitHub Copilotなし(30日トライアル)$10/月$19/user$39/userGitHub統合、コスパ最強
Windsurfあり$15/月軽量、コスパ良
Codeiumあり(無制限補完)$15/月〜要問合せ要問合せ無料枠が最も充実

各ツールの選択基準

GitHub Copilotが向いている人:

  • とにかくコスト重視($10/月は最安クラス)
  • GitHub上のコードをよく参照する
  • VS Codeをメインエディタにしている

Windsurf / Codeiumが向いている人:

  • Cursor有料版は高すぎると感じる
  • 補完の品質よりコストを優先

Cursorが向いている人:

  • チャットベースのAI支援を頻繁に使う
  • Agentモードで複数ファイルをまとめて編集したい
  • フロンティアモデル(Claude・GPT-4o)への直接アクセスを重視

結論: コード補完だけなら競合が安いですが、AIと対話しながらコードを書く体験はCursorが一歩抜けています。$20/月の価値を感じるかどうかは使い方次第です。


よくある質問

Q. 無料プランとProの一番の違いは?

最大の違いはTab補完の上限モデルの応答速度です。無料プランでは補完が2,000回/月で上限に達すると停止し、有料モデルのアクセスも「スロー」(低優先度)になります。Proでは補完が無制限になり、Claude SonnetやGPT-4oを優先速度で使えます。

Q. 途中でプランを変更できる?

できます。月払いならいつでもアップグレード・ダウングレードが可能です。年払いのダウングレードについては、プラン切り替え時に残額が自動的に返金されるケースが報告されていますが、条件や手続きは変更される可能性があります。※最新のダウングレードポリシーは公式ヘルプまたはサポートへの問い合わせでご確認ください。

Q. クレジットが余ったら翌月に繰り越せる?

繰り越し不可です。毎月リセットされます。使い切れないと感じたらPro+からProにダウングレードを検討しましょう。

Q. 支払いは日本円でできる?

Cursorの請求はUSD建てです。日本円での直接支払いには対応していません。実際の請求額はご利用のカード会社の為替レートによります。※将来的に支払い通貨オプションが追加される可能性もあるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。


まとめ:Cursorプランの選び方

あなたの状況 推奨プラン
まず試してみたい Hobby(無料)
学生 学生プログラム(1年無料)
個人開発者・フリーランス Pro $20/月(最もコスパ良)
Proで足りないヘビーユーザー Pro+ $60/月
チーム・企業 Business $40/user/月

AIコーディングの恩恵を最大限受けたいなら、まず無料プランで感触を掴み、Tab補完の制限に引っかかり始めたらProへ移行するのが最もリスクの少ない判断です。

月$20は決して安くはありませんが、1時間の作業が30分で終わるようになれば、時給換算では十分に元が取れる投資と言えるでしょう。